昨季わずか2盗塁も…
DeNAの牧秀悟選手(23)は21日、宜野湾で行われた沖縄電力とのファーム練習試合に「4番・二塁」で先発出場し、今季初打席初安打を放った。
この一戦が今季初実戦となった牧は、2回裏の先頭打者として第1打席を迎え、カウント2ストライクから相手右腕・山城悠輔の投じた低めの変化球を右前へ運ぶクリーンヒット。昨季わずか2盗塁ながら、二死後には間一髪で二盗も決め、コンディションの良さをアピールした。
4回の第2打席も2ストライクから低めの変化球をすくい上げ、中堅後方への大飛球を放ったが、こちらはフェンス手前で伸びを欠き「中飛」で凡退。6回の守備からベンチに退き、今季初実戦は2打数1安打の成績だった。
中央大から2020年のドラフト2位でプロ入りした牧は、ルーキーイヤーの昨季に打率.314、22本塁打、71打点の好成績を収め、新人特別賞を受賞。チームの主力として迎えるプロ2年目の今季は、新型コロナウイルス陽性判定を受け、春季キャンプを二軍でスタートしていた。