ゴールデングラブ賞を4度受賞した実績
アメリカ独立リーグ「アメリカン・アソシエーション」に所属するレイクカントリー・ドックハウンズは23日、昨季限りで巨人を退団した元台湾代表の陽岱鋼選手(35)を獲得したと発表した。
台湾出身の陽岱鋼は、野球留学のために入学した福岡第一高を経て、2005年の高校生ドラフト1位で日本ハムに入団。5年目の2010年から一軍に定着し、外野手の一角として2012年のリーグ優勝、2016年の日本一に貢献した。
ゴールデングラブ賞を4度受賞した輝かしい実績を手に、2017年のシーズン前にはFA権を行使し巨人へ移籍したが、新天地ではレギュラーポジションを確保できずに出場機会が減少。昨季はわずか7試合の出場に終わり、シーズン終了後に自由契約選手として公示されていた。
NPB在籍16シーズンで通算1322試合に出場し、打率.270(4307-1165)、105本塁打、482打点、141盗塁の成績。台湾代表として国際大会に出場した経験も持つベテラン選手は、海の向こうで現役生活を続行することになった。