若手に負けじと豪快な一発!
阪神の糸原健斗内野手(29)が24日、紅白戦(7イニング制)に「2番・二塁」で先発出場。豪快な右越え2ランを放つなど今季初実戦で存在感を示した。
初回の第1打席は一死無走者で紅組先発・村上と対戦。持ち前の選球眼を発揮し、一度もバットを振らず一塁へ歩いた。3回の第2打席は目測を誤った右翼・佐藤輝の落球により二塁進塁。そして5回の第3打席、無死一塁で紅組3番手・小川の直球を完璧に捉えた打球は、右翼席に飛び込む2ランとなった。
7回の第4打席はドラフト2位左腕・鈴木と対戦し、外角の際どいボールを見極め再び四球。6回からは三塁にポジションを移し7回までフル出場した。
新型コロナウイルス陽性判定により出遅れたが、今キャンプ初の実戦からエンジン全開。この日は高卒3年目の遠藤も右越えソロを放ちアピールしたが“レギュラーは渡さん”とばかりに背番号33の状態の良さが光った。