TJ手術からの完全復帰を目指す2019年のドラ1
巨人の育成・堀田賢慎投手(20)が24日、楽天との練習試合(那覇)に先発登板。3三振を奪うなど2回2安打1失点と好投し、支配下復帰をアピールした。
初回、先頭の西川に初球を右前に弾き返されると、続く小深田にはフルカウント後の直球が引っ掛かり死球。いきなり無死一、二塁のピンチを招いた。3番・島内、4番・和田は連続三振に仕留めたものの、5番・小郷には高めに浮いたチェンジアップを右前へ運ばれ失点。先制されたものの、続く安田は空振り三振に仕留め、初回のアウトはすべて三振で奪った。
2回は9番・武藤を内角直球で遊飛に仕留めるなどテンポ良く3者凡退。2回44球、2安打1失点、3奪三振1死球の内容で最速151キロを計測した。
トミー・ジョン手術からの完全復帰を目指す2019年のドラ1右腕は、育成選手ながら今キャンプは一軍スタート。対外試合初登板だった17日のロッテ戦(那覇)はピンチを招きながら1回を無失点に抑えるなど、支配下昇格へアピールを続けている。