通算出塁率.380、通算盗塁成功率は驚異の.847!
楽天に新加入した西川遥輝外野手(29)が24日、巨人との練習試合(那覇)に「1番・指名打者」で先発出場。右前打を放った初回、四球を選んだ3回とも生還し、新天地でのリードオフマン定着をアピールした。
初回、巨人先発・堀田の初球を捉え、一・二塁間を痛烈に破る右前打で出塁。続く小深田の打席で二盗に成功すると、二死後、5番・小郷の右前適時打で先制ホームに滑り込んだ。
3回の第2打席は2番手・髙橋と対戦し、1ストライクからじっくりとボール球を見送り四球で出塁。3番・島内の打席で再び二盗を決めると、4番・和田の右前適時打で2点目の生還。この日は1打数1安打、1四球2盗塁2得点の打撃結果で途中交代した。
日本ハムでプレーした昨季は打率.233と苦しんだが、出塁率はリーグ10位の.362をマーク。選球眼の良さには定評があり、過去11シーズンの通算出塁率も.380と安定している。また、盗塁王に過去4度輝いており、通算の盗塁成功率はNPBで150盗塁以上を記録した選手の中では歴代3位となる.847をマーク。最大の売りである選球眼の良さと盗塁成功率の高さを改めてアピールした。