● 日本ハム 0 － 5 DeNA ○
＜練習試合・名護＞

　完封勝利のDeNAはオープン戦白星発進。牧秀悟内野手（23）と森敬斗内野手（20）の“若き二遊間コンビ”の活躍が光った。

　DeNAは初回、一死から「2番・遊撃」で先発出場した森が左前打で出塁。続く梶原の打席で二盗を決めると、捕手の悪送球が重なる間に一気に三塁へ進んだ。二死三塁の好機で「4番・二塁」でスタメン出場した牧が痛烈な中前適時打。日本ハムの開幕投手候補・上沢から幸先よく先制点を奪った。

　2点リードの3回は、二死から森と梶原が連打。二死一、三塁の好機を作り、再び牧が3点目となる適時打を中前へ運んだ。森は7回にも左前打を放ち、4打数3安打、1盗塁2得点と躍動。牧は3打数2安打2打点で途中交代した。

「7番・一塁」で先発出場したソトは、2本の右越えソロを放ち2打数2安打2打点でお役御免。「5番・三塁」で出場した宮﨑も右前適時打を放つなど、オープン戦初戦から計12安打5得点と快音を響かせた。

　投げては先発・石田が3回1安打無失点、2番手・東は2回2安打無失点と、開幕ローテ入りを目指す両左腕が好投。6回からはドラフト4位の三浦銀、同2位の徳山がそれぞれ1回イニングを無失点に抑えるなど、日本ハム打線を計5安打に封じた。