150キロ後半の速球と落ちるボールで強力打線を翻弄
ロッテの佐々木朗希投手(20)は26日、高知・春野で行われた西武との練習試合に先発登板。
3回を投げて打者一巡・ひとりの走者も許さず、7奪三振で無失点の快投を見せた。
初回から150キロ後半の速球で押し、先頭の外崎修汰をフォークで空振り三振に仕留めると、つづく森友哉も落として空振り三振。3番・呉念庭は158キロの速球で空振り三振に斬って取り、三者連続三振の好スタートを切る。
2回も4番の山川穂高を速球で押し込んで中飛に打ち取り、柘植世那と鈴木将平から連続三振を奪取。
3回も愛斗を見逃し三振、渡部健人を空振り三振でかんたんにアウトを2つ取り、9番・山村崇嘉はフォークで二ゴロ。予定の3イニングをパーフェクトに封じる快投だった。
結果もさることながら、42球で打者9人から7つの三振を奪った内容も圧巻のひと言。外野に飛んだのは山川の中飛だけ。“令和の怪物”が3年目の開幕に向けて、順調に歩みを進めている。