2022.03.03 13:00 | ||||
横浜DeNAベイスターズ | 7 | 終了 | 2 | 広島東洋カープ |
横浜 |
変化球の精度欠き、スタミナ面にも課題残す
広島の高卒2年目・小林樹斗投手(19)が3日、DeNAとのオープン戦(横浜)に先発登板。3回6安打4失点とDeNA打線に捕まり、開幕ローテ入りをアピールできなかった。
初回、先頭の神里をカウント1-2と追い込み、最後は内角にキレの良い直球を投げ込み空振り三振。続く梶原、オースティンも空振り三振に仕留め、3者連続三振の好スタートを切った。
しかし2回、二塁打と死球などでピンチを招くと、一死一、二塁で7番・ソトに左中間突破の適時二塁打を浴び2失点。3回も一死一、三塁と走者を背負い、5番・宮﨑、6番・大和の連続適時打を許し計4失点となった。
小林は3回81球、6安打4失点、4奪三振2四死球の内容で降板。初回は常時145キロ前後を計測していた直球は、50球を越えたあたりから140キロ前後に減速。変化球の精度とスタミナ面に課題を残した。
広島の先発陣は、大瀬良、九里、森下、床田の4投手が現時点で開幕ローテ入り濃厚。残る2枠をドラフト2位の森、玉村、小林らで争う構図となっていたが、前日の同カードで大量失点を喫した森と玉村に続き、小林も結果を残すことができなかった。