2022.03.05 13:00 | ||||
阪神タイガース | 2 | 終了 | 8 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
甲子園 |
沖縄での実戦は好調も…自らの失策もあり初回に3失点
阪神の藤浪晋太郎投手(27)が5日、楽天とのオープン戦(甲子園)に先発登板。4回7安打5失点と崩れ、開幕ローテ入りへ不安を残した。
初回、1番・小深田、2番・鈴木大に連打を許すと、3番・山﨑の投犠打を失策。自らのフィールディングミスで無死満塁のピンチを招いた。4番・渡邊佳はボテボテの一ゴロに仕留めたかに見えたが、一塁・マルテが本塁へフィルダースチョイス。三走・小深田の俊足が勝り先制点を許した。5番・銀次には中前適時打を浴び2失点目。6番・小郷にはフルカウントからファウルで粘られ、最後は押し出し四球で3点目を失った。
なおも無死満塁の大ピンチだったが、7番・安田を155キロの直球で空振り三振に仕留めると、8番・黒川はカットボールで詰まらせ三邪飛。最後は沖縄での練習試合で特大ソロを浴びた9番・田中和を空振り三振に仕留め窮地を脱した。
初回だけで43球を要したが、2回は無失点。しかし3回、先頭の銀次に中前打を許すと、続く小郷には右中間突破の適時三塁打を浴び4失点目。一死後、黒川には右前適時打を許し5点目を失った。
藤浪は4回100球、7安打5失点(自責点4)、5奪三振2四球の内容で降板。両打ちの田中和を含めオール左打者だった楽天打線に2度の集中打を許し、開幕ローテーション入りへ不安を残した。