2022.03.05 13:00 | ||||
横浜DeNAベイスターズ | 1 | 終了 | 12 | オリックス・バファローズ |
横浜 |
4連打以降は貫禄示す投球
オリックスの山本由伸投手(23)が5日、横浜スタジアムで行われたDeNAとのオープン戦に先発。今季初めての対外試合登板は、2回27球を投げ4安打1失点1三振で降板した。
立ち上がりの初球、いきなり桑原将志に151キロのストレートを右前に弾き返されると、2番・楠本泰史にはヒットエンドランで三遊間を鮮やかに破られピンチ到来。続くオースティンに甘く入った2球目のスプリットを右前に運ばれ、わずか6球で先制点を献上した。
さらに4番・牧秀悟にもカウント2ストライクから、甘く入った高めのつり球を弾き返され4連打。落ち着く間もなく、DeNA打線に畳み掛けられた。
それでも、1回無死満塁のピンチを邪飛と併殺で切り抜けると、約25分間にも及んだ味方の攻撃を挟んだ2回は、わずか9球であっさりと三者凡退。初回先頭から始まった4連打以降は大きな乱れもなく、マウンド上でエースの貫禄を示した。
振り返ると、ちょうど1年前に行われた昨年3月5日のオープン戦初登板でも、横浜スタジアムでDeNAと対戦し、嶺井博希に一発を浴びるなど5回3失点。結果的に黒星がつくスタートだったが、終わってみればタイトルを総なめにする伝説的なシーズンを過ごした。
今春キャンプについては「100点のキャンプ」と本人も総括しており、有力視される開幕戦のマウンドへの道のりは視界良好。次回登板の内容にも注目だ。