◆ 昨季は出場72試合のうち61試合で「外野」
日本野球機構(NPB)は8日、中日・根尾昂選手(21)の登録ポジションが「内野手」から「外野手」へ変更されたと発表した。
根尾は大阪桐蔭高から2018年のドラフト1位で入団した有望株。高校時代は投手と遊撃手をメインポジションに活躍し、プロ1年目はファームで出場した全108試合で遊撃手として出場。一軍でのプロ初出場も遊撃手だった。
しかし、2年目の2020年から二塁と外野での起用が増え、昨季は一軍出場72試合のうち、61試合が外野での出場。一軍に帯同していたシーズン前半を外野、二軍で過ごす時間が増えた後半戦に再び内野に戻るなど、球団側も育成方針を模索している様子が伺えた。
迎えたプロ4年目のシーズン開幕へ向けて、今春は右翼手として実戦出場を続けており、いよいよ外野手へ本格転向。持ち前の高い身体能力を武器に、今季こそポジション確保なるか。広いフィールドで躍動する竜のホープに期待だ。