プロ・アマが一体となって野球振興を考える
西武は9日、埼玉県内18の野球団体と共に『埼玉県野球協議会』を3月5日に設立したことを発表。
同会初のイベントとして、5月1日(日)にこども向け野球イベント「埼玉baseballフェスタinベルーナドーム」を開催することも、あわせて発表した。
野球人口減少に歯止めをかけようと、ルートインBCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズ、東京六大学野球連盟の立教大学野球部、埼玉県高等学校野球連盟、埼玉県中学校体育連盟野球専門部など、県内で活動する数々の野球団体が結束。
同会は「県内のこどもたちに野球の素晴らしさを伝え、生涯スポーツとして野球を楽しめる環境をつくり、将来社会で活躍する人材を育成する」という理念のもと、プロ・アマの垣根を越えて、野球振興活動に取り組む。
今後予定されている主な活動内容としては、野球未経験の子供たちに向けたイベントの共同開催や、指導者講習会、こどもたちの肘肩検診など、各団体が連携して県内の野球環境を整備していくとのこと。
同会の代表理事に選出された西武の奥村剛球団社長は、野球人口減少に対する危機感を口にしつつ、「埼玉県の野球関係者の皆さまが一丸となって、埼玉県の野球競技人口の増加や現状の課題の解決、野球をプレーする人の環境の整備などに対して取り組んでまいります」としている。
なお、5月1日(日)に開催される「埼玉 baseball フェスタ in ベルーナドーム」の参加方法などについては、後日球団オフィシャルサイトにて発表される。
▼ 奥村剛球団社長 コメント全文
私も幼少期から社会人まで野球をプレーしていた身として、現在の少年野球を取り巻く環境や野球競技人口の減少に大変危機感を持っています。
当社としても県内の各自治体との連携を通して野球振興活動に取り組んでおりますが、このたび野球協議会を設立したことにより、埼玉県の野球関係者の皆さまが一丸となって、埼玉県の野球競技人口の増加や現状の課題の解決、野球をプレーする人の環境の整備などに対して取り組んでまいります。
▼ 『埼玉県野球協議会』加盟団体
共栄大学硬式野球部
一般財団法人埼玉県高等学校野球連盟
埼玉県スポーツ少年団野球部会
埼玉県中学校体育連盟野球専門部
埼玉県野球協会
埼玉県野球連盟
株式会社埼玉武蔵ヒートベアーズ
JJBF 埼玉県中学生野球連盟
城西大学
株式会社西武ライオンズ
一般社団法人全日本少年硬式野球連盟
一般社団法人全日本女子野球連盟
東洋大学硬式野球部
公益財団法人日本少年野球連盟ボーイズリーグ埼玉県支部
一般社団法人日本ポニーベースボール協会関東連盟
平成国際大学野球部
立教大学野球部
立正大学硬式野球部
リトルシニア関東連盟北関東支部
※2022年3月5日時点