今後は菊池雄星、鈴木誠也の去就にも大注目
新労使協定がようやく合意に達し、市場解禁となったメジャーリーグ。FAの目玉だった前ホワイトソックスのカルロス・ロドン投手(29)がジャイアンツと2年総額4400万ドル(約52億円)で合意に達するなど、ロックアウト解除で交渉が活発化している。
ロドンは昨季、4月のインディアンス戦でノーヒットノーランを達成するなど13勝5敗、防御率2.37をマーク。選手間投票で自身初の球宴選出を果たし、チームの中地区優勝に大きく貢献した。FAの目玉だった左腕は大型契約でジャイアンツへ。2年目の契約は本人のオプションとなっている。
サイ・ヤング賞を3度受賞しているクレイトン・カーショウ投手(33)は、ドジャースと1年1700万ドル(約20億円)で契約合意。7年2億1500万ドル(約250億円)の大型契約を満了しシーズン終了後にFAになっていたが、メジャー14年目もドジャーブルーのユニフォームで腕を振ることになった。
大物左腕の去就が決まったことで、今後は菊池雄星投手(30=マリナーズFA)の行方に注目が集まる。また、広島からポスティングでメジャー移籍を目指す鈴木誠也外野手(27)の去就からも目が離せない。