2022.03.12 13:00 | ||||
千葉ロッテマリーンズ | 4 | 終了 | 3 | 埼玉西武ライオンズ |
ZOZOマリン |
女房役・柘植が2度の盗塁阻止でアシスト
西武のドラフト1位・隅田知一郎投手(22=西日本工業大)が12日、ロッテとのオープン戦(ZOZOマリン)に先発登板。この日は毎回走者を背負う苦しい投球となったが、6回8安打3失点と粘りのピッチングを披露した。
開幕ローテ入りが内定しているドラ1左腕。プロ入り2度目のオープン戦登板は、4回まで先頭打者の出塁を許し続ける苦しい展開だった。それでも、先発マスクを被った柘植の2度の盗塁阻止もあり3回までゼロ行進。走者を置いた場面での落ち着きが光った。
4回は無死一、三塁のピンチで、4番・レアードに左翼線突破の適時二塁打を浴びオープン戦初失点。なおも無死二、三塁のピンチだったが、6番・山口、7番・藤岡を連続で空振り三振斬り。続くエチェバリアは三ゴロに仕留めた。ピンチで大崩れすることなく最少失点。このイニングは要所でのカーブが冴え渡った。
5回は2番・マーティンに左翼線にポトリと落ちる適時二塁打を許し2失点目。6回は山口にオープン戦初被弾となる中越えソロを浴び3点目を失った。
それでも6回93球、8安打3失点、4奪三振2四球の粘投。ボール球が先行する場面も多く終始苦しい投球となったが、それでも打者有利のカウントで簡単に変化球でストライクを奪うなど、非凡なゲームメイク能力を見せた。