スポーツチャンネル『DAZN』(ダゾーン)は、2016年のローンチ以来、日本のスポーツ視聴環境に大きな変革をもたらし、現在は130以上のスポーツコンテンツを配信するなど、スポーツ専門のビデオ・オン・デマンド・サービスとして不動の地位を確立した。
プロ野球は昨年から広島東洋カープを除く11球団の主催試合を配信している。主催試合以外にもオリジナルのドキュメントや番組など野球コンテンツの充実で、我々野球ファンにとっても今や馴染みの存在となったが、2月22日から実施された価格改定により加入を躊躇している人もいるのではないだろうか。そんな野球ファンに向けて、DAZNと他サービス比較した際のメリットやデメリットを検証した。
野球というコンテンツの魅力・強さの1つにあげられるのが、ほぼ毎日、試合が行われるということ。当然、そのすべてを現場で目にするのは難しい。だからこそ、テレビ中継やラジオ中継が発達し、今ではテレビやラジオといった従来のメディアだけでなく、さまざまな形による動画配信サービスが生まれ、ファンが視聴方法を“選べる”時代になってきた。
その中で『DAZN』はユーザーに良質なサービスを提供している。2022シーズンは昨年同様に広島を除く、セ・パ両リーグ11球団(読売ジャイアンツ/東京ヤクルトスワローズ/横浜DeNAベイスターズ/中日ドラゴンズ/阪神タイガース/北海道日本ハムファイターズ/東北楽天ゴールデンイーグルス/埼玉西武ライオンズ/千葉ロッテマリーンズ/オリックス・バファローズ/福岡ソフトバンクホークス)の試合を配信する。
3月25日の開幕カードは広島の主催試合がないため全試合ライブ配信することになっている。
DAZNは2月22日より下記の価格改定を発表した。
■月間プラン
旧)月間プラン1,925円(税込)⇒ 新)月間プラン3,000円(税込)
■年間プラン(一括払い)
旧)年間プラン19,250円(税込)⇒ 新)年間プラン27,000円(税込)
昨年と同じ配信条件での値上げはコスパの面では悪くなった感は否めないが、改めて金額面での他サービスと比較してみたい。
▼『DAZN』
月額料金:3,000円(税込)
視聴試合:広島を除く、セ・パ両リーグ11球団の主催試合(オールスター、日本シリーズは含まない)
▼『スカパー!プロ野球セット』
月額料金:4,483円(税込)
視聴試合:セ・パ12球団の公式戦(クライマックスシリーズや日本シリーズも含む)を全試合
▼『ベースボールLIVE』
月額料金:508円(税込)
視聴試合:パ・リーグ主催試合
▼『パ・リーグTV』
月額料金:1,595円(税込)
視聴試合:パ・リーグ主催試合(ファーム公式戦も含む)
▼『RakutenTV』
月額料金:702円(税込)
視聴試合:パ・リーグ主催試合
▼『J SPORTS オンデマンド』
月額料金:1,980円(税込)
視聴試合:広島、中日、DeNA主催試合
セ・パ両リーグを視聴可能という条件となると『スカパー!プロ野球セット』と比較して『DAZN』のメリット・デメリットは下記となる。
【広島の主催試合72試合が視聴できない】
公式戦は広島の主催試合72試合が視聴不可。広島以外のセ・リーグ5球団のファンは、シーズン12~13試合は視聴できないこととなる。ちなみに、今季の交流戦の広島主催試合はロッテ、日本ハム、オリックス戦となるため、ソフトバンク、楽天、西武の公式戦は全試合DAZNで視聴可能だ。
【1つのアカウントで同時視聴が可能】
『DAZN』は1つのアカウントにて、同時に2つの端末で視聴が可能。また、同時に5つの端末まで登録することができるので、PCで応援するチームの試合を見ながらモバイルで他の試合を視聴することもできる。『スカパー!』は基本的には1契約で1アカウントのみとなっている。
【野球以外の配信コンテンツが豊富】
『DAZN』では、野球以外にも、サッカー、F1、バスケットボール、テニス、ゴルフ、格闘技など圧倒的な種類のスポーツコンテンツを年間10,000試合以上、ライブ中継&見逃し配信を楽しめる。
【DANZの視聴料は安くすることができる】
■年間プラン
「年間プラン(一括払い)」を利用すれば、9カ月分の料金(27,000円/税込)で、12カ月分視聴できる。月々払いでは、通常総額31,200円(税込)/年間での契約となるが、「年間プラン」であれば月額2,600円にて分割支払い(12回)が可能。
■年間視聴パス
年間プランをベースに様々なスポーツ団体とコラボした企画型割引プラン「DAZN 年間視聴パス」も販売されている。現在は、Jリーグの各クラブで年間視聴パスが販売中。(直近では2021年10月1日(金) ~ 2022年3月31日(木) ※入力期限は2022年5月2日(月)まで)現時点では、年額19,250円(税込) で販売されており、月額に換算すると1,604円(税込) と通常の月額料金から半額に近い金額で視聴することもできる。
その他、「au 5G DAZN」、「au 使い放題MAX 5G/4G DAZNパック」、「DAZN for docomo」(月額1,925円/税込 )など他社サービスとのセットで料金を安くすることもできる。
広島の主催試合が観戦できないセ・リーグのファンにとっては悩ましいところだが、それでも各ビジターでの同一リーグの試合数は12試合程度。月額4000円以上かかるのであれば、「12/143」くらいは問題ないというファンもいるかもしれない。
『DAZN』何より最大の魅力は、スポーツコンテンツのラインナップの充実度。野球以外のスポーツに目を向けても、サッカー、バスケットボール、テニス、ラグビー、ボクシング、F1、総合格闘技など注目コンテンツが満載だ。サッカー日本代表の独占配信など、野球ファンがプラスアルファで楽しめるコンテンツが充実している。野球以外のスポーツにも興味のあるファンにとって、『DAZN』が月額3,000円(税込)になってもコスパは最強と言っていいだろう。
プロ野球は昨年から広島東洋カープを除く11球団の主催試合を配信している。主催試合以外にもオリジナルのドキュメントや番組など野球コンテンツの充実で、我々野球ファンにとっても今や馴染みの存在となったが、2月22日から実施された価格改定により加入を躊躇している人もいるのではないだろうか。そんな野球ファンに向けて、DAZNと他サービス比較した際のメリットやデメリットを検証した。
セ・パ11球団の主催試合を全試合ライブ中継
野球というコンテンツの魅力・強さの1つにあげられるのが、ほぼ毎日、試合が行われるということ。当然、そのすべてを現場で目にするのは難しい。だからこそ、テレビ中継やラジオ中継が発達し、今ではテレビやラジオといった従来のメディアだけでなく、さまざまな形による動画配信サービスが生まれ、ファンが視聴方法を“選べる”時代になってきた。
その中で『DAZN』はユーザーに良質なサービスを提供している。2022シーズンは昨年同様に広島を除く、セ・パ両リーグ11球団(読売ジャイアンツ/東京ヤクルトスワローズ/横浜DeNAベイスターズ/中日ドラゴンズ/阪神タイガース/北海道日本ハムファイターズ/東北楽天ゴールデンイーグルス/埼玉西武ライオンズ/千葉ロッテマリーンズ/オリックス・バファローズ/福岡ソフトバンクホークス)の試合を配信する。
3月25日の開幕カードは広島の主催試合がないため全試合ライブ配信することになっている。
プロ野球視聴サービスを比較
DAZNは2月22日より下記の価格改定を発表した。
■月間プラン
旧)月間プラン1,925円(税込)⇒ 新)月間プラン3,000円(税込)
■年間プラン(一括払い)
旧)年間プラン19,250円(税込)⇒ 新)年間プラン27,000円(税込)
昨年と同じ配信条件での値上げはコスパの面では悪くなった感は否めないが、改めて金額面での他サービスと比較してみたい。
▼『DAZN』
月額料金:3,000円(税込)
視聴試合:広島を除く、セ・パ両リーグ11球団の主催試合(オールスター、日本シリーズは含まない)
▼『スカパー!プロ野球セット』
月額料金:4,483円(税込)
視聴試合:セ・パ12球団の公式戦(クライマックスシリーズや日本シリーズも含む)を全試合
▼『ベースボールLIVE』
月額料金:508円(税込)
視聴試合:パ・リーグ主催試合
▼『パ・リーグTV』
月額料金:1,595円(税込)
視聴試合:パ・リーグ主催試合(ファーム公式戦も含む)
▼『RakutenTV』
月額料金:702円(税込)
視聴試合:パ・リーグ主催試合
▼『J SPORTS オンデマンド』
月額料金:1,980円(税込)
視聴試合:広島、中日、DeNA主催試合
セ・パ両リーグを視聴可能という条件となると『スカパー!プロ野球セット』と比較して『DAZN』のメリット・デメリットは下記となる。
【広島の主催試合72試合が視聴できない】
公式戦は広島の主催試合72試合が視聴不可。広島以外のセ・リーグ5球団のファンは、シーズン12~13試合は視聴できないこととなる。ちなみに、今季の交流戦の広島主催試合はロッテ、日本ハム、オリックス戦となるため、ソフトバンク、楽天、西武の公式戦は全試合DAZNで視聴可能だ。
【1つのアカウントで同時視聴が可能】
『DAZN』は1つのアカウントにて、同時に2つの端末で視聴が可能。また、同時に5つの端末まで登録することができるので、PCで応援するチームの試合を見ながらモバイルで他の試合を視聴することもできる。『スカパー!』は基本的には1契約で1アカウントのみとなっている。
【野球以外の配信コンテンツが豊富】
『DAZN』では、野球以外にも、サッカー、F1、バスケットボール、テニス、ゴルフ、格闘技など圧倒的な種類のスポーツコンテンツを年間10,000試合以上、ライブ中継&見逃し配信を楽しめる。
【DANZの視聴料は安くすることができる】
■年間プラン
「年間プラン(一括払い)」を利用すれば、9カ月分の料金(27,000円/税込)で、12カ月分視聴できる。月々払いでは、通常総額31,200円(税込)/年間での契約となるが、「年間プラン」であれば月額2,600円にて分割支払い(12回)が可能。
■年間視聴パス
年間プランをベースに様々なスポーツ団体とコラボした企画型割引プラン「DAZN 年間視聴パス」も販売されている。現在は、Jリーグの各クラブで年間視聴パスが販売中。(直近では2021年10月1日(金) ~ 2022年3月31日(木) ※入力期限は2022年5月2日(月)まで)現時点では、年額19,250円(税込) で販売されており、月額に換算すると1,604円(税込) と通常の月額料金から半額に近い金額で視聴することもできる。
その他、「au 5G DAZN」、「au 使い放題MAX 5G/4G DAZNパック」、「DAZN for docomo」(月額1,925円/税込 )など他社サービスとのセットで料金を安くすることもできる。
料金改定後もコスパは高い
広島の主催試合が観戦できないセ・リーグのファンにとっては悩ましいところだが、それでも各ビジターでの同一リーグの試合数は12試合程度。月額4000円以上かかるのであれば、「12/143」くらいは問題ないというファンもいるかもしれない。
『DAZN』何より最大の魅力は、スポーツコンテンツのラインナップの充実度。野球以外のスポーツに目を向けても、サッカー、バスケットボール、テニス、ラグビー、ボクシング、F1、総合格闘技など注目コンテンツが満載だ。サッカー日本代表の独占配信など、野球ファンがプラスアルファで楽しめるコンテンツが充実している。野球以外のスポーツにも興味のあるファンにとって、『DAZN』が月額3,000円(税込)になってもコスパは最強と言っていいだろう。