2022.03.18 13:00 | ||||
埼玉西武ライオンズ | 1 | 終了 | 1 | 東京ヤクルトスワローズ |
ベルーナドーム |
6奪三振中3つが見逃し、抜群の制球力披露
ヤクルトの奥川恭伸投手(20)が18日、西武とのオープン戦(ベルーナドーム)に先発登板。5回4安打1失点(自責点1)の好投でオープン戦ラスト登板を終えた。
気温8度と冷え込む中、敵地のマウンドに上がった右腕。初回は先頭・鈴木を空振り三振に仕留めるなどテンポ良く3者凡退で終えた。2回は一死から連打を許したものの、7番・栗山、8番・愛斗を連続で見逃し三振斬り。栗山にはフルカウントからフォークをストライクゾーンに収め、愛斗にはカウント1-2からインコース低めに直球をズバリと投げ込んだ。
3回は先頭の源田を見逃し三振に仕留め、前の回から3者連続の見逃し三振斬り。4回も5番・中村を空振り三振に仕留めるなどゼロを並べた。5回はバックの失策絡みで走者を背負い、二死一、三塁で重盗のを決められ1失点。最後はピッチャー返しが右足先に直撃するアクシデントに見舞われヒヤリとしたが、降板後はベンチから声援を送る場面が見られた。
今季初実戦となった2月20日のロッテ戦(練習試合・浦添)では、珍しく3四死球を与えるなど2回途中6失点で降板。それでも、その後はしっかりと修正し、3試合に登板したオープン戦は防御率1.50で終えた。高津監督はすでに3月29日の本拠地開幕戦(対巨人)に先発登板させることを明言。3年目の今季はローテーションの柱としてフル回転の働きが期待される。