○ 巨人 7 － 5 ロッテ ●
＜オープン戦・東京ドーム＞

　巨人がシーズン開幕へ弾みをつける逆転勝ち。4番・岡本和がオープン戦5号の満塁弾を放つなど、中盤以降に打線が奮起した。

　巨人は開幕投手に内定している先発・菅野が3被弾。エースは5回4失点でマウンドを降り、25日の開幕・中日戦（東京ドーム）登板に不安を残した。

　打線は初回から160キロ超えを連発するロッテ先発・佐々木朗に対し4回まで1得点。それでも3点を追う5回、二死一塁から2番・坂本、3番・ポランコがいずれも粘り連続四球でチャンスメイク。二死満塁で続く岡本和が159キロの直球を捉えると、打球は右中間席に着弾する逆転グラウンドスラムとなった。

　直後に5－5の同点に追いつかれたものの、6回は6番・ウィーラーがソロ本塁打を左中間席へ運び勝ち越し。7回は途中出場の湯浅と松原の連打で一死一、三塁の好機を作り、ロッテ3番手・国吉の暴投で7点目を奪った。

　投手陣は7回から無失点リレー。2点リードの9回はドラフト1位ルーキーの大勢が締め、期待の新守護神候補はオープン戦初セーブを記録した。