OP戦防御率1.35、2年ぶりの2ケタ勝利へ順調

　DeNAの大貫晋一投手（28）が19日、日本ハムとのオープン戦（札幌ドーム）に先発登板。7回1失点（自責点0）と好投し1週間後のシーズン初登板に弾みをつけた。

　この日の日本ハムのスタメン野手は、新庄監督が提案したファン投票による人気順。大貫は初回、1番・万波、2番・清宮、3番・淺間の人気トップ3をテンポ良く3者凡退に抑えた。2回は先頭の4番・清水に二塁打を許すも要所を締め無失点。3回、4回は2イニング連続3者凡退でゼロを並べた。

　5回は安打とバックの失策で無死一、二塁のピンチを招くも、送りバントを試みた8番・渡邉の小飛球をあえてワンバウンドで処理。これが1－5－6と転送され併殺が完成した。二死一塁で続く佐藤に中越えの適時二塁打を許したものの失点はこれだけ。6回、7回は再びゼロを刻み、8回からリリーフ陣にマウンドを譲った。

　大貫は7回81球、5安打1失点（自責点0）、6奪三振1四球の快投。4試合に登板したオープン戦を防御率1.35で終え、先発登板が確実視されている開幕2戦目の26日・広島戦（横浜）へ弾みをつけた。