自身2度目の“支配下昇格”
阪神は22日、渡邉雄大投手(30)と支配下選手契約を締結したことを発表した。背番号は「128」から「92」に変更となった。
渡邉はBCリーグ新潟から2017年の育成ドラフト6位でソフトバンクに入団した変則左腕。2020年シーズン途中に支配下昇格を果たしたものの、ソフトバンクでは一軍通算9試合の登板にとどまり、昨季限りで自由契約となっていた。
それでも、昨年12月に阪神と育成契約を結ぶと、今春のオープン戦では5試合(4回1/3)に救援登板し防御率4.15、2安打2失点、3四球7三振をマーク。実戦マウンドでのアピールが実り、新シーズン開幕直前に自身2度目となる支配下昇格を果たした。
渡邉は球団を通じて、「昨年戦力外になって阪神タイガースに声をかけていただいてから、まずはスタートラインだと思って、この日を目標にキャンプでもやってきたので、素直に嬉しいです」と喜びのコメント。
「ここからはチームが日本一に向かってやっていくので、僕もそこに向かって、1アウトでも、少しでも日本一の力になれるよう投げていく、ただそれだけです」と、マウンドで腕を振り続ける覚悟を口にした。