ロッテ・佐々木朗希 (C) Kyodo News

◆ 自己最速の164キロをマーク

 ロッテの佐々木朗希投手(20)は27日、楽天生命パークで行われた楽天戦に先発登板。

 初回から自己最速の164キロを計測し、3者連続三振の好スタートを切るも、先制直後の3回に西川遥輝に逆転打を許して2失点。この日は6回まで投げて10奪三振で3失点も、今季初登板を勝利で飾ることはできなかった。

 プロ3年目の今季は開幕ローテーションの一員として、フルシーズンの活躍に期待がかかる20歳の右腕。この日も球場をざわつかせるようなボールが見られた一方で、失点を喫した回はいずれも先頭打者への四球が絡んでいた。

 令和の怪物の投球について、27日放送の『プロ野球ニュース』に出演した解説者の田尾安志氏は「走者を置いた時にスピードが落ちたり、甘くなったりする」と、四球で走者を背負ってから歯車が狂いだす課題を指摘。痛打された場面も、「2ストライクから甘い球が行ったりしている。そこは絶対に甘い球は投げないぞという強い気持ちを持ってほしい」と打者目線から言及した。

 一方の“元投手”の見解は…?番組MCを務めた岩本勉氏は「走者は抱えた時には、早くストライクが欲しい、早くアウトが欲しいという衝動が出てくるもの」と投手ならではの心理について解説。阿波野秀幸氏も同調する形で「早く追い込みたいという中で変化球が浮いたところをとらえられたりしていた」点に触れ、「ボール球を使わなければいけない打者とどんどん攻めて良い打者、そういった区別が試合の中でできるようになれば、アウトをもう少し良い内容で取ることができる」と、自身の経験に基づいて改善点を挙げた。

 それでも、打者を圧倒するボールの威力には解説陣も舌を巻く。阿波野氏は「これまでは5回~6回の投手だったので、もう少し長く投げるペースを掴むこと」を新たなステップとして指摘。「これができれば手が付けられなくなりますよ」と、さらなる進化に期待を寄せた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

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ベースボールキング編集部

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