「横浜DeNAベイスターズx横浜F・マリノススペシャルユニフォーム」お披露目 ©YDB

◆ 「ヨコハマコラボ」が実現

 DeNAは28日、サッカーJリーグの横浜 F・マリノスとのコラボイベント『I☆YOKOHAMA SERIES』の開催を発表。

 2022年はマリノスがクラブ創設30周年、ベイスターズはホエールズから球団名を変更して30周年というメモリアルイヤー。同じ“横浜”を拠点とする両球団が「スポーツを通じて、横浜の街を、横浜のみなさまの人生を彩りたい。横浜を世界に誇るスポーツ都市にしていきたい」との共通の理念から、決意新たにその想いを反映した「ベイスターズ × F・マリノス スペシャルユニフォーム」を共同制作した。

 OBゲストとして発表会に登場した元ベイスターズの荒波翔氏と元マリノスの栗原勇蔵氏は、ともに同じ中学校に通っていたという“浜っ子”だけに、お互い「嬉しい」と声を弾ませる。

 イベントでは、両チームともに『I☆YOKOHAMA SERIES』を冠して行われる今シーズンの公式戦でスペシャルユニフォームを着用して戦うことも併せて発表。DeNAは6月28日(火)~6月30日(木)の阪神戦で、マリノスは6月25日(土)のJリーグ第18節・柏レイソル戦で実際に着用することが決定している。

 同じコンセプトのもとで制作されたスペシャルユニフォームは、普段使いのファッションとして、日常生活に取り入れやすいスタイリッシュなデザインとなっている。さらに、カラーは横浜を象徴するレンガ調の街並みにも馴染みやすいネイビーが基調。横浜市花であるバラを表現したピンクもアクセントとして入れ込むなど、港町横浜のイメージにマッチした仕上がりとなった。

 発表会には、スペシャルゲストとして現役選手も登場。DeNAの山﨑康晃はユニフォームについて「COOL!ピンクのラインがかっこよくて愛着が湧きます。斬新でオシャレ!」とコメント。

 一方、マリノスの仲川輝人も「バラのピンクのアクセントが可愛くて、オシャレでスタイリッシュ」。1992年生まれ、今年30歳となる2人の笑顔がはじけた。

 「印象深い試合のユニフォームはロッカーに掛けたりしています。ユニフォームに対する愛着はありますね」と言う山﨑に対し、仲川も同調しながら「スペシャルユニフォームで勝つと思い出として残る」と必勝を誓う。

 横浜駅では両チームの選手のバナーがかかるなど、過去にもコラボレーションはありながらここまで大掛かりな仕掛けは史上初。競技の垣根を超えた『I☆YOKOHAMA』プロジェクトが、横浜全体を盛り上げる。

取材・文=萩原孝弘

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