中日・髙橋宏斗 (C)Kyodo News

◆ 次世代エース候補「ものすごい楽しみ」

 中日の高卒2年目右腕・髙橋宏斗投手(19)が、開幕5戦目のDeNA戦でプロ初先発。5回4失点のホロ苦デビューで初黒星を喫したが、ポテンシャルの高さを感じさせる初登板となった。

 2回は連打、3回は連続四死球をきっかけに2イニング連続で2点を失う苦しい展開になったものの、常時150キロ前後を計測するストレートを武器に、5イニング・97球を投げ、3安打4四死球2三振の内容。課題が見えた一方で、次回登板に期待を抱かせる投球だった。

 30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した“200勝投手”平松政次さんは、「(初回)トップバッターの桑原に良い当たり(一直)をされたので、バッテリーがちょっと考えすぎたのか、変化球が多かった」と、この日の投球についてコメント。「ボールも高かったし、オープン戦最後のロッテ戦と比べたら50点くらいかな」と、6回途中1失点11奪三振の快投を見せた開幕前最後の調整登板と比較した。

 それでも、「ストレートを多めに投げていけば、これからかなり好投して勝っていける投手になると思います」と好評価。投球から受けた印象については、「“荒削り”と言うより、すごいまとまっているピッチャー」と語り、「経験を積んでいけば、いま柳裕也が右のエースだけど、それに引けを取らないくらいのピッチャーになると思うよ」と、次世代エース候補に太鼓判を押した。

 また、プロ2年目のシーズンでブレークの兆しを見せた他球団の“先輩”も引き合いに出し、「いま若手ではロッテの佐々木朗希、ヤクルトの奥川恭伸が高卒3年目じゃないですか。それに匹敵するくらいのピッチャーですよ。ものすごい楽しみ」と期待感を口にした。

 名前の挙がった佐々木朗は昨季11試合で3勝2敗、防御率2.27、奥川は同18試合で9勝4敗、防御率3.26をマーク。いずれもレギュラーシーズンでは登板間隔を空けながらの先発起用で、シーズン最終盤のポストシーズンでも活躍した。

 髙橋宏も2人と同様の成長曲線で、エースへの道を歩んでいくことになるのか。今後の登板に注目だ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

この記事を書いたのは

藤田皓己

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