中日・立浪和義監督

○ 中日 4x - 3 広島 ●
<2回戦・バンテリンドーム>

 中日は今季初のサヨナラ勝ちで2連勝。1点を勝ち越された直後の12回裏、1番・大島、2番・岡林の連続適時打で劇的勝利を収めた。

 中日は同点で迎えた9回、10回と、いずれもサヨナラのチャンスを作るもあと一本が出ず。逆に12回表、投手陣が踏ん張れず無安打で1点を勝ち越された。

 それでもその裏、広島の守護神・栗林に対し一死から途中出場の溝脇が四球で歩くと、続く大島が起死回生の同点適時三塁打を右中間へ運んだ。再びサヨナラの好機となり、続く岡林のゴロは一・二塁間へ。二塁手の菊池涼が好捕したものの本塁には送球できず、好スタートを切っていた大島がサヨナラのホームを踏んだ。

 大島は今季1号ソロを含む4安打2打点1盗塁の大活躍。初回にはプロ野球史上47人目の250盗塁を達成し、自らの偉業を劇的勝利で飾った。

 投手陣は先発・笠原が6回2失点とゲームメイクし、7回以降は8投手をつぎ込む小刻み継投。9番手で最後のアウトを奪った2年目の森がプロ初勝利をマークした。

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