○ 中日 4x － 3 広島 ●
＜2回戦・バンテリンドーム＞

　広島は今季初の連敗で同じく今季初のカード負け越し。守護神・栗林良吏投手（25）の連続セーブ記録がついに止まった。

　広島は2－2の同点で迎えた延長12回表、5番・坂倉の右犠飛で勝ち越し点を奪った。その裏、抑えの栗林を投入。守護神は一死から途中出場の溝脇に四球を与えると、続く1番・大島に右中間突破の適時三塁打を許し3－3の同点に追いつかれた。続く岡林には一・二塁間への適時内野安打を許し、サヨナラ走者の大島が生還。敗戦投手となり今季初黒星が記された。

　栗林はルーキーイヤーの昨季、37セーブ＆防御率0.86を記録し新人王を獲得。セーブシチュエーションでの失敗は一度もなく、今季も初登板から2戦連続セーブを挙げ、1998年に佐々木主浩（横浜）が1シーズンで記録した22試合連続セーブのプロ野球記録に並んでいた。