● 日本ハム 0 － 2 ロッテ ○
＜1回戦・札幌ドーム＞

　BIGBOSS率いる日本ハムは打線が振るわず4連敗。早くも今季の借金が「8」に膨らんだ。

　先発の上沢直之は4回にエチェバリアと髙部瑛斗に適時打を許すなど、集中打を浴びて2失点。5回77球を投じて8安打2失点で降板し、後を受けたリリーフ陣は無失点リレーで繋いだが、援護したい打線が6安打無得点に終わった。

　相手先発・ロメロの前に2回、内野安打を含む3連打で無死満塁のチャンスを作るも、アルカンタラ、石井一成、清水優心が3者凡退。7回一死満塁のチャンスでは、相手3番手・廣畑敦也の前に代打・清宮幸太郎が捕邪飛、1番・淺間大基が空三振に倒れた。

　相手を上回る8残塁で今季4度目の完封負け。2度訪れたビッグチャンスをものにできない拙攻が響いた。

　ロースコアの試合を逃げ切ったロッテは4連勝で、開幕戦以来の貯金1。6回無失点と好投したロメロが今季初白星を掴み、7回無死一・二塁のピンチから好救援したドラ3ルーキー・廣畑がプロ初ホールドを手にした。