広島・中﨑翔太

◆「もう解雇されるんじゃないかと…」

 前カードで3連敗を喫した広島は、本拠地に巨人を迎えて連敗ストップ。マツダスタジアムでは今季4戦4勝で、再び貯金を「4」とした。

 開幕から10試合終了時点で首位巨人と1ゲーム差の好位置につける広島は、チーム打率.265と同防御率2.79がいずれもリーグトップの好成績。ここまでは打線の援護を受けた先発投手がきっちりと試合を作る試合運びが目立つが、復活を果たした右腕の存在もチームにとって大きなプラスとなっている。

 プロ12年目のシーズンを迎えた中﨑翔太。広島のリーグ三連覇を支えた右腕は、自身3度目の60試合登板を果たした2018年を最後にパフォーマンスレベルを落とし、ここ2シーズン連続で一軍登板が1ケタに終わるなど低迷していたが、今季は5日終了時点でリーグ最多タイとなる6試合に登板し防御率1.50、1勝3ホールドの好成績をマーク。守護神・栗林良吏につなぐセットアッパーのポジションを確立しつつある。

 5日の巨人戦では2点リードの8回に登板し、1回1安打無失点の好リリーフ。マツダスタジアムに限れば、ここまで3試合・3イニングでわずか1安打と、完全復活を印象付ける快投を披露している。

 同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した達川光男さんは「昨年は栗林の前の8回で困りましたよね。三連覇のときのクローザー中﨑が戻ってきました。本当に良いですね」と、好投を続けている右腕を評価し、「栗林と代わってもいいくらいのボールを投げている。まっすぐのラインが出るようになった。栗林に負けず劣らずの球威になってきた」と、現守護神との比較も交えて、充実の投球内容を絶賛した。

 近年は苦しいシーズンが続いていただけに、番組MCを務めた大久保博元さんは「このまま終わっちゃうのかな…もったいないな…と思っていたのが完全に戻ってきた」と中﨑の復活劇を振り返り、達川さんも「昨年もう解雇されるんじゃないかなと思ったんですが、そこから彼は復活しましたね」と同調。同じく解説者として出演した阿波野秀幸さんは「少し休んだことによって登板過多が癒やされたということもあるのでは」と“勤続疲労からの復活”という見方を示した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

この記事を書いたのは

藤田皓己

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