値千金の勝ち越し弾
中日は終盤にもつれるも石川昂弥の勝ち越し弾で4連勝。
初回、ヤクルトの先発・サイスニードを攻め立て、阿部寿樹の犠飛などで2点を先制すると、3回には木下拓哉の3ランが飛び出し、5-0とリードを広げる。7回にヤクルト・村上宗隆の3ランで同点に追い付かれるも、8回、先頭の石川が清水昇の145キロのストレートを振り抜きプロ初アーチとなる値千金の勝ち越し弾。チームは4連勝で勝率を5割に戻した。
5日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた阿波野秀幸さんは「昂弥は変化球を上手く拾ったりするのがうまいんですよ。今日は仕留められたというのは大きいし、我慢して使うと言われて、それでも内容があまりに酷いとチームが(雰囲気が)変になるんですよ。だから、この時期にホームランが打てて本当によかった」と昨年まで投手コーチとして中日でともに戦った石川の活躍を喜んだ。
今後の活躍についてMCを務めた大久保博元さんは「まだ真っすぐに差し込まれている」と指摘。電話出演した達川光男さんも「今日の真っすぐ(を打ったこと)で打てるようになると思うんですが、(今日打った球は)低めなんですよね。これがベルトより高い真っすぐを打てたら本物なんですが。今日はほぼど真ん中でしたが、もうちょっとインサイド寄りにきた時に打てるのか見てみたいですよね」と話し、マークが厳しくなる今後にどのように対応できるか期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』