一軍出場も初
楽天生命パークで14時から行われる楽天-西武(2回戦)のスターティングメンバーが発表され、西武の高卒4年目・牧野翔矢選手(21)が「9番・捕手」で名を連ねた。
過去3年では一軍出場もなく、これがプロ入り初出場・初スタメンとなる。
石川県の出身、地元の遊学館高から2018年のドラフト5位で西武に入団した右投げ左打ちの捕手。
昨季はファームで34試合に出場し、打率.272(81-22)で1本塁打とバットの方でも成長を見せた。
西武は正捕手の森友哉が故障で離脱中。ここ2試合は昨季も一軍で35試合に出場した柘植世那が代役としてマスクを被ってきたが、この日は牧野にチャンスが回ってきた。
西武の野田浩輔バッテリーコーチは、牧野について「プロ初出場が初スタメンとなり、緊張すると思いますが、物怖じしない性格なので大丈夫だと思っています。ただ、何度も来るチャンスではないので、ぜひこのチャンスをものにしてほしいです」とコメント。「今日の経験をぜひこの先にも生かしてほしいですね。若いので、思い切ってプレーしてこい!と送り出します」とエールを送った。
また、柘植についても「今までは森がいてこそ、という立場ではありましたが、森が戦列を離れた今、投手陣を引っ張っていく立場になっています。そのあたりを強く意識してほしいですね」とし、「日曜日、昨日と負けてはいますが、能力のある選手ですので心配していません」と語っている。