2021.04.06 17:45 | ||||
埼玉西武ライオンズ | 2 | 終了 | 13 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
メットライフ |
打っては5回に楽天・岸からホームラン
西武の岸潤一郎が6日、敵地で行われた楽天戦で失点を阻止する好返球を見せた。
「8番・右翼」で先発出場した岸は、2-7と5点差に広げられた直後の7回二死二塁の場面で、鈴木大地の右前打を捕球すると、本塁へノーバウンドでストライク送球し補殺を記録。代走で出場していた二走・田中和基を悠々とホームタッチアウトに仕留めた。
岸の送球は「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeでも『【エゲツない】岸潤一郎『球の伸びが凄まじい “元投手のレーザービーム”』と紹介され、ファンからは「これは痺れたわエッグい送球」、「バックホームなのに途中で伸びてるもん」、「イチローと比較したい」といった岸を称えるコメントが多数寄せられている。
なかでも多かったのが、高校時代の活躍を振り返るコメント。明徳義塾高校時代は、エースで4番の中心選手として甲子園に4度出場し活躍した。「さすが、甲子園を沸かせた元投手」、「これぞ甲子園に愛された男だわ」、「明徳義塾のエースは伊達じゃない」と、当時の活躍を知るファンたちも様々な反応を見せていた。
岸は独立リーグ徳島から2019年ドラフト8位で西武に入団し、昨年は中堅手を中心に100試合に出場し9本塁打をマーク。今季は開幕スタメンには選ばれなかったが、4月に入ってからは5試合連続でスタメン起用され、打率.313と結果を残している。
6日の楽天戦では、レーザービームのみならず、岸孝之から左翼席へソロホームランを放つなど打撃でも存在感を示した背番号68。攻守にアピールを重ねてレギュラーポジション確保なるか、今後の活躍に注目だ。