◆ 「本当の恐竜打線になってきた」
中日が敵地・神宮でヤクルトを相手に11-3の大勝。
京田陽太の2発を含む4本塁打と下位打線が大暴れを見せ、打ちも打ったり15安打で11得点。先発した髙橋宏斗は嬉しいプロ初勝利を掴んだ。
7日放送の『プロ野球ニュース』でも、中日の猛打が話題に。新生・恐竜打線について、解説陣が持論を展開した。
「なんか久しぶりに“恐竜打線”って聞いたような気がするね」と笑った大矢明彦氏は、まず売り出し中のハタチが放った一撃を称える。5回裏に2点を返され、4-3と1点差に迫られた直後の6回表。先頭で打席に入った石川昂弥は、代わったばかりの大下佑馬の速球を叩いてレフトスタンドへ放り込んだ。
この一発について大矢氏は「1点差にされた直後に打った石川のホームランは、ゲームの中ですごく大きな意味があった」と、試合の流れを左右した価値ある一打だったと強調。つづけて「変化球の対応はまだまだだろうけど、第1号も決勝打だったよね?(=5日のヤクルト戦で同点の8回に勝ち越し弾)こういう働きができる若手が出てきたのは、中日にとってはプラス。立浪監督も我慢して使っている甲斐があった」と、新指揮官のガマンとそれに応えた若き逸材を称えた。
また、大矢氏は京田陽太の活躍についても言及。この試合が始まる前の時点で打率.091と不振を極めていた男が、この日は第1打席で四球を選ぶと、4回の第2打席でポール際に運ぶ今季1号。6回には石川の本塁打の直後、大下の1球目をフルスイングしてライトスタンドまで運ぶ2打席連続の一発。2安打がいずれも本塁打と、復活の気配を感じさせた。
京田について「ここまではどうしようもないくらいタイミングが合っていなかった」と語った大矢氏だが、本塁打が飛び出した2打席目に関しては「1球目から『えいやー!』みたいな感じで1本が出て、これで変わってくると思う。こういうキッカケってすごく大事」と、2打席連発の口火となった初球弾が良い薬になると解説。この日は6番の木下拓哉から7番の石川昂弥、8番・京田陽太の下位打線3人から4本のアーチが架かり、「これで本当の恐竜打線になってきた」と今後の打線爆発にも期待を寄せている。