◆ 4者&3者連続含む毎回の9奪三振マーク
エンゼルスの大谷翔平選手(27)が7日(日本時間8日)、アストロズとの今季開幕戦に「1番・投手」に先発出場。投手として4回2/3、4安打9奪三振1失点で降板したが、今季からの新ルールにより、降板後も指名打者枠に入り出場を継続している。
メジャー5年目で初めて開幕投手に抜てきされた大谷。初回の第1球目でいきなり99.8マイル(約161キロ)をマークした。安打と死球二死一、二塁のピンチを招いたが、最後は5番・グリエルを一飛に退け無失点スタートを切った。2回一死から、イニングをまたいで4者連続三振をマーク。しかし3回、二死から連打を浴び1点を失った。
4回もすべてのアウトを三振で奪取。1点ビハインドの5回は先頭打者に二塁打を許したが、1番・アルトゥーベを3打席連続三振に仕留めるなど後続を退け、二死二塁の場面で2番手・ループにマウンドを託した。
今季初登板は4回2/3で80球を投じ、4安打1失点、9奪三振1四球の内容。白星の権利は得られなかったが、防御率1.93と上々のスタートを切った。
打席ではアストロズの先発左腕・バルデスに対し、初回の第1打席が遊ゴロ、3回の第2打席は見逃し三振。昨季までなら投手として5回途中1失点、打者としては2打数無安打で交代していたところだが、降板後も指名打者(DH)として出場が継続できる通称“大谷ルール”が初適用。大谷はそのまま「1番・指名打者」に入った。