ニュース 2022.04.09. 09:00

過去最多のNPB輩出とさらなるリーグ運営の発展に向けて、プロ野球独立リーグのルートインBCリーグが新たに取り組むトークンプロジェクトとは何か

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BCリーグの新たな取り組みと今年の展望


 4月2日(土)に行われた【ルートインBCL×FiNANCiE】BCLリーグトークン販売オンライン発表会(URL:https://youtu.be/x4vG97S_mYE)。

 ルートインBCリーグを運営している株式会社ジャパン・ベースボール・マーケティング代表取締役の村山哲二氏、取締役の上野馨太氏に加えて、ゲストに埼玉武蔵ヒートベアーズ角監督、群馬ダイヤモンドペガサス牧野監督、さらに株式会社フィナンシェ取締役COOの田中隆一氏も参加してBCリーグの新たな取り組みと今年の展望を語った。




 トークンとは「しるし」や「証」といった意味合いを持ち、株式会社フィナンシェが運営するスマートフォンアプリ「FiNANCiE」でルートインBCリーグが発行する’BCLトークン’を購入するとリーグ運営の支援をすることができる。

 今回、BCリーグが発行するトークンを保有することでリーグ発の投票企画への参加や、トークン保有者限定の特典への応募をすることができ、またトークン自体が価値(変動有)を持つため、FiNANCiEサービス内で売買ができる。

 今回このFiNANCiEを導入した理由として村山氏は「3つの『Challenge』のためである」と語った。



①Challenge to NPB
大谷翔平選手(エンゼルス)を始めとした数万件のトレーニングデータを蓄積しているアシックスが開発した、アシックスベースボールラボとの協働によりデータを正確に数値化することによって選手の成長を促し12名以上をNPB、MLBに入団させること

②Challenge to Local solution
地域の子供や高校生、大学生にアシックスベースボールラボとの能力測定イベントを体験してもらうことによって野球の楽しさや成長する機会を提供することで地域の(野球人口減少という)課題解決をすること

③Challenge to Next stage
シーズンを通じて企業を紹介したり選手にヒアリングをすることによってネクストキャリアを用意し安心して野球に打ち込める環境をつくること

 以上3つのChallengeを実現するためにトークンを通じて「リーグだけではなく球団やファンが一体となって取り組んでいきたい」と村山氏は述べた。


「地域と選手が一緒に成長していく姿をみんなで作り上げたい」


 後半部分では4/9(土)に開幕を迎える2022シーズンの展望と題して角監督、牧野監督も交えてトークセッションが行われた。



 昨年、圧倒的な力を示しリーグチャンピオンに輝いた群馬ダイヤモンドペガサス。牧野監督は2021年シーズンを「有終の美を飾れて幸せなシーズン」と言いながらも今シーズンについては「昨年からの引退選手も多くチームがガラッと変わるかもしれない」と油断はしていない様子だ。



 注目選手として「投手では経験豊富な平川(裕太、国際武道大→鷺宮製作所)、野手では昨年ドラフト指名された速水(隆成、群馬ダイヤモンドペガサス→北海道日本ハム・育成ドラフト2位)の穴を埋めてほしいと新加入の岩沢(拓実、神奈川大学→スクールパートナー)と藤沼(龍之介、BIGWINGS印西→福井)」の名前を挙げた。

 一方、昨年、東地区を制した埼玉武蔵ヒートベアーズ角監督は今年の展望について「チームが優勝することで地域も一体となって盛り上がることができたので引き続き、勝利を目指してチーム構成をしていく」と述べた。




 昨年ドラフト候補に挙がった選手もいるが、角監督は光明学園相模原高校卒業の二人の高卒ルーキー、キャッチャーの町田(隼乙)とショートの金子(功児)の名前を挙げた。村山氏も二人には注目しておりドラフト候補に浮上への期待がかかる。

 先んじて2022年シーズンが開幕したNPBでは開幕メンバーに過去最多5人の選手が名前を連ねたルートインBCリーグ。

 村山氏は最後に「スポーツに絶対欠かせないのはファンの方達。支えていただけるファンの方達が必要。そんなファンの人たちがリーグやチーム、選手を応援するときの新しい応援の仕方がFiNANCiEのクラブトークン。新たな取り組みを通じて地域と選手が一緒に成長していく姿をみんなで作り上げたい」と述べた。

 今後のルートインBCリーグの動向から目が離せない。


ルートインBCリーグトークン販売ページはコチラ














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