6四死球でリズムに乗れず
日本ハムは今季12試合目にして5度目の完封負け。リーグ最速で2ケタ10敗目を喫し、借金「8」となった。
中5日で先発マウンドに上がった伊藤大海は、2ストライクに追い込んでから仕留めきれない投球が続き、3回二死満塁のピンチでは鈴木大地に対してストレートの押し出し四球。続く4回にも四球絡みの走者でピンチを招き、かつての同僚・西川遥輝の右前打で2点を失った。
6回3失点と数字上は2試合連続のクオリティースタートだったが、終わってみればプロ入り後ワーストの6四死球。なかなかリズムに乗り切れない投球内容で、自身2連敗(0勝1ホールド)となった。
8日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた平松政次さんは「状態的には昨年より少しボールに力がないのかなというのはありますね」と本来のピッチングではなかったと指摘。
「少し調整ができていなかったのか、リリーフでも今年は投げていましたよね」と新型コロナ陽性の影響でキャンプインが遅れ、調整面でうまくいかなかったことについて触れ、「このピッチャーは絶対に先発でやらさないと調整ができないと思うんですよ」と、開幕戦でリリーフ登板するなど、不規則な起用ではなくあくまで先発で調整すべきとの見解を示した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』