ニュース 2022.04.11. 15:22

エンゼルス・大谷翔平、開幕4連戦はすべて「1番」で出場 打率は.118も“超速二塁打”が兆しになるか

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エンゼルス・大谷翔平

今季初の長打


 エンゼルスの大谷翔平選手(27)は現地時間10日(日本時間11日)、本拠地で行われたアストロズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。

 2打席目にワンバウンドでライトフェンスを超えるエンタイトル二塁打を放ち、今季初の長打を記録。この日は4打数1安打・1三振だった。




 3回裏、一死一塁で迎えた第2打席。フルカウントからの7球目、153キロの速球を思い切り引っ張った打球はカメラも追いつけないような弾丸ライナーでライト線へ。角度がつけば間違いなく本塁打だったであろう打球の速度はなんと119.1マイル(約191.6キロ)だった。

 一塁走者はスタートを切っていたため、フェンスに当たっていれば一気に今季初打点も…というシーンだったが、ちょうどライトのフェンスが低くなっている部分に飛んだ打球だったため、ワンバウンドでフェンスを超えるエンタイトル二塁打に。三塁を回ったところで一塁走者のタイラー・ウェードは止められ、一死二・三塁から試合再開となった。

 この打席では5球目に最も甘いまっすぐが真ん中付近に来たが、これは打ち損じて一塁側へのファウル。続く6球目はインハイのボール球となったがこれも強振し、バックネット方向のファウルに。打てると思ったボールを2回続けて仕留めきれず、表情からはやや険しさも伺えたが、7球目のやや甘めインハイのボールをジャストミート。今季一番の会心の当たりだった。



 この開幕4試合はアストロズバッテリーに上手く攻められ、17打席で三振5つとなかなかアジャストすることができなかったものの、最後の試合でらしい打球が見られたことは、次戦に向けて大きな収穫となったことだろう。

 エンゼルスはこのあと休みなしで、マーリンズと2連戦。ホーム開幕6連戦の締めくくりとなる2試合で、大谷のバットから快音が連発することに期待したい。


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