一軍でも通算4試合に登板している横川 (C) Kyodo News

◆ 「通過点だと思っていますが、とりあえず一安心」

 巨人は11日、育成選手の横川凱投手(21)と支配下選手契約を締結したことを発表。

 背番号は入団時にもらった「62」を取り戻した。

 大阪桐蔭高から2018年のドラフト4位で巨人に入団した21歳の左腕。高校時代は根尾昂(現・中日)や藤原恭大(現・ロッテ)、柿木蓮(現・日本ハム)とともに甲子園で春夏連覇を経験。3人と同じ年のドラフト会議でプロへの門を叩いた。

 プロ2年目の2020年に一軍デビューも果たし、昨季も2試合に登板したが、オフには育成契約への移行を前提とした自由契約を受けて、育成選手として再契約。背番号「062」からの再出発が決まった。

 しかし、そんな悔しさをバネに、今季は二軍で2試合に登板して1勝0敗、12.1回を投げて防御率は0.73という好成績。4月の段階で早々と支配下復帰を勝ち取ってみせた。

 横川は球団を通じて「支配下登録は通過点だと思っていますが、とりあえず一安心したという気持ち。ここからが勝負なので、結果が出せるように頑張っていきたい」と意気込みを表明。

 プロ4年目の初勝利に向けて、まずは一歩前進した。

◆ コメント

▼ 横川凱

支配下登録は通過点だと思っていますが、とりあえず一安心したという気持ちです。

ここからが勝負なので、結果が出せるように頑張っていきたいです。

ファンの皆さんの前で初勝利を飾れるよう、投げていきます。

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