2022.04.12 18:00 | ||||
読売ジャイアンツ | 10 | 終了 | 4 | 横浜DeNAベイスターズ |
那覇 |
第1打席は三振「当たらないと思った」
DeNAのドラフト6位ルーキー・梶原昂希が12日、那覇で行われた巨人戦で「1番・中堅」に抜擢されプロ初出場。チームは4-10の大敗を喫したが、デビュー戦でプロ初本塁打を含む4安打2打点2得点と存在感を示した。
初回の第1打席は相手先発・戸郷翔征の内角スライダーに空を切り三振に倒れたものの、2点ビハインドの3回一死一塁で迎えた第2打席に初球の真ん中速球を強振。プロ初安打を一時同点となるバックスクリーン右への1号2ランで飾った。
その後もレフトへ2本、センターへ1本の計4安打をマークする充実の一軍デビュー。チーム内で新型コロナウイルスの陽性者が続出する緊急事態のなか巡ってきたチャンスで、リードオフマンとしての役割を十二分に果たした。
同日放送のCSフジテレビONE「プロ野球ニュース」に出演した野球解説者の谷沢健一さんは、同戦で決勝打となる4号2ランを放った巨人・丸佳浩と比較し、「丸と違って構えの位置が全然変わらずに、そこから(バットを)引くことも下りることもなく、遊びがなく出ていくから確実性もある」と、打撃フォームを分析。
また、同番組に電話出演した江本孟紀さんは「1打席目の空振り三振を見たら、とても当たらないなと思った。(笑)」と、初回のプロ初打席の内容を振り返りながらも、「2打席目はど真ん中だったけど、それ以降の打撃を見ていたら凄いなと思いましたね。普通は4本打てないですよ。ベイスターズはコロナで選手が離脱しているけど、こういう選手が出てくるということは収穫じゃないか」と、チームの苦境で煌めいた新星を称えていた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』