長いリハビリへ突入
ソフトバンクは13日、栗原陵矢選手が佐賀市内の病院にて「左膝関節前十字靭帯再建術および左膝関節外側半月板縫合術」を受け、無事に終了したと発表した。競技復帰までは約7~9カ月を要する見込みだという。
栗原は3月30日・ロッテ戦の左翼守備時に、中堅手の上林誠知と左中間の飛球を追いかけて交錯し負傷交代。翌日に出場選手登録を抹消され、「左膝前十字靱帯断裂と左外側半月板損傷の疑い」と診断されていた。
栗原は春江工高から2014年のドラフト2位でソフトバンクに入団し、昨季は全143試合に出場し打率.275、21本塁打、77打点とキャリアハイを更新。侍ジャパンの一員として東京オリンピック日本代表の金メダル獲得にも貢献していた。
8年目の今季は、開幕5戦目まで全試合に出場し打率.353、2本塁打と打撃好調だったが、さらなる飛躍を期待されていたなか大怪我に見舞われるアクシデント。今季中の復帰は絶望的となった。