ニュース 2022.04.15. 06:59

ソフトバンクの野村勇がまたも“神走塁”  高木氏「前進守備の意味がないくらい」

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ソフトバンク・野村勇 (C)Kyodo News

好判断で本塁生還


 ソフトバンクは3試合沈黙していた打線がつながり快勝。千賀滉大はハーラートップタイの3勝目を挙げた。

 ロッテ先発・二木康太に対し、初回一死から2番・野村勇が中越三塁打でチャンスメークすると、続く3番・中村晃が前進守備を破る右前打を放ち31イニングぶりに得点。さらに相手のバッテリーミスで加点し、初回から幸先よく2点を先制した。

 8回には先頭の野村が四球で出塁。一死後に4番のグラシアルのライト前で三塁に進むと、牧原大成のショートゴロで果敢に本塁へ突入。前進守備のエチェバリアが素早く送球するも捕手のタッチを掻いくぐり見事に生還し、貴重な追加点を挙げた。

 14日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた齊藤明雄さんは「前進守備の真正面のショートゴロでギャンブルスタートなんですけど、エチェバリアも無理のない送球で完全にアウトだと思ったんですが、本当に良いスタート、良い判断でしたよね」と韋駄天ルーキーの好走塁を称賛。

 番組MC務めた高木豊さんも「あの当たりでセーフになるといったら前進守備の意味がないくらい。ボールが一塁側にちょっと逸れただけでセーフになってしまうという。素晴らしい脚ですよ」と褒め称えた。

 野村は3月29日のロッテ戦でも延長10回に勝ち越し点となる好走塁を披露。今年12月には26歳になるオールドルーキーは社会人出身のたくましさを存分に発揮し、即戦力として存在感を示している。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

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