◆ エースが今季初登板で初勝利
阪神が連敗を6でストップ。今季初勝利した5日・DeNA戦(甲子園)以来となる、待望の今季2勝目を掴んだ。
今季初先発初登板の青柳晃洋は初回に坂本に先制打を許したが、2回以降は持ち味を生かした凡打を誘う好投。3つの併殺でピンチを切り抜ける粘り強い投球で、8回1失点とゲームメイクした。
初回からビハインドの展開で、打線は1回の満塁、4回の無死一・二塁のチャンスをいかせず、菅野智之の前にあと一本が出ない攻撃が続いたが、5回に新1・2番コンビが機能。二死無走者から安打で出塁した中野を一塁に置き、2番・佐藤輝明が右翼席へ4号2ランを放り込み逆転に成功した。
その後は1点差の息詰まる攻防が続くなか、5試合ぶりに先発起用されたロハス・ジュニアが8回に2号2ランを放ち加点。3点差で迎えた9回は岩崎優が今季初セーブで締めくくり、今季初登板の青柳が初勝利を手にした。
15日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した阿波野秀幸さんは「初先発の割には自分の持ち味をちゃんと発揮できていた。ここまで出遅れるとすごい空回ったりすることもあると思うんですけど」と振り返り、「特長で言えばゴロが多いピッチャーなんですよ。ゴロ(10)と三振(6)を足すと16ですから3分の2は低めでアウトを取っている。低めのボールだけだと苦しいということで要所要所で高めも入れているので、(初登板で)自分のピッチングをやれたというのは本当にメンタルも強いなと感じましたね」と言及し、“いつも通り”のピッチングでチームに勝利に導いた右腕を称賛した。
同じく解説を務めた松中信彦さんも「タイガースの打線もなかなか点が取れなかったので、流れがジャイアンツに行くのかなと思ったらゲッツーで流れを渡さなかったのはさすがだなと思いましたね」と、連敗をストップした好投を褒めたたえた。