前ドジャース・シーガーの打席で驚きの指示
エンゼルスのジョー・マドン監督(68)が15日(日本時間16日)、敵地グローブライフ・フィールドでのレンジャーズ戦で驚きの奇策を指示した。
エンゼルスは1番・大谷の1号先頭打者弾などで3回まで2-1とリード。しかし4回裏、先発左腕のデトマーズが捕まり2-3と逆転された。なおも一死一、三塁のピンチで、マドン監督は2番手右腕・ウォーレンにスイッチ。しかし、ウォーレンは1番・セミエンにストレートの四球を与え傷口を広げた。
一死満塁となり、打席にはドジャースから移籍してきた2番・シーガー。ここでマドン監督は、満塁にもかかわず申告敬遠を指示。大量失点を避けるためとはいえ、あえて1点を与えた。ウォーレンは続く3番・ガーバーに中犠飛を許したあと、4番・ガルシアに打席ではボークを犯しさらに失点。エンゼルスは4回裏だけで大量5点を失った。