16日に放送された『ショウアップナイタースペシャル』に出演した真中満氏が、BOSS論〜3箇条〜について語った。

1.信頼すること
「選手、コーチを信頼することですよね。自主性というと放任主義、適当にやらせているというニュアンスで取られることがあるんですけど、信頼して人に任せるということは責任が生まれる。そうすると、コーチも選手も自分でやらなくちゃいけないとなる。ただ、全員が全員自分でやれということではなく、若手、ルーキーはコーチについてもらってやってもらいますけど、基本的には自主的に自分たちで考えてやる。監督をやったとしても3年〜5年くらいじゃないですか、その間にいつ（監督が）辞めるかわからないですから、監督の指示を仰いでいるようだと選手もコーチも育たない、それは人のせいにしない、自分で解決するために必死に頑張ると思う」

2.信念を貫く
「年始とかに掲げたことをしっかり貫いてほしい。特に負けている時とか、いろんな外野の声が入ってきますが、そこを曲げずに貫いてほしい。ただ信念を貫くのと、終盤に変化するというのは別だと思うんですよ。途中で変わると信念がぶれたと言われるんですけど、これはぶれているのではなくて、変化をしていると思ってほしい。いつまでも最初の信念にとらわれすぎずに、チーム、選手の能力が途中で変わってきたりする。まずは信念を貫く。終盤、後半になって自分の言っていることよりもこっちの方がいいなと思ったら、柔軟、変化も必要だと思う」

3.できない理由を探すな！
「僕らもそうなんですけど物事を始める前にちょっと無理かなと決めつけて入ることが多いんですよ。できないこともあるんですけど、ただまずはチャレンジしてほしいというところですよね。最初からチャレンジする前に自分で決めてしまうとそれ以上の進化がない。どうなるかわらかないにしても、まずはやってみようというのが大事かなと選手たちにはよく話していたんですよ。これは大事ですよね。できない場合はあるんですけど、決めつけずにやることによって必ず次のステップにいくときにいい経験になる。頑張れたという自信になる」

（ニッポン放送ショウアップナイター）