カブス・鈴木誠也

◆ ロード6連戦で打率4割オーバー

 カブス・鈴木誠也のバットから快音が止まらない。

 現地時間17日(日本時間18日)のロッキーズ戦に「5番・右翼」で先発出場すると、2点リードの7回にライトスタンドに叩き込む今季4号のソロ。3打数1安打、1本塁打で1打点。敬遠を含む2四球で1得点の活躍を見せて勝利に貢献した。

 鈴木誠也のメジャー1年目は本拠地リグリー・フィールドで開幕。デビュー戦から安打を放つと、3試合目にはホームのファンへ挨拶代わりの第1号。華々しいスタートを切った。

 その後、チームは1日の休みを挟んで、現地12日から17日までロード6連戦。まずひとつの壁とされる長期の遠征に入っても、背番号27のバットに陰りは見られない。

 休み明け初戦のパイレーツ戦で1試合2発の大暴れを見せると、そこから一日一善、さらには打点も連続して記録。現地15日のロッキーズ戦は疲労も考慮されてベンチスタートとなるが、代打で出場すると相手ベンチは敬遠を選択。2ボールとカウントが悪くなった部分もあったとはいえ、やはり相手もその好調ぶりを脅威に感じているということが分かる。

 再びスタメンに名を連ねた17日の試合はきっちりと2本の安打を放ち、迎えたこの日は5試合ぶりとなる4号弾。終わってみれば、はじめてのロードは途中出場の試合を除いた全試合で安打を放ち、17打数7安打で打率.412。本塁打も3本放ち、5打点と躍動した。

 4本塁打はリーグ2位タイの好成績で、打点12も堂々のリーグ3位。まだ9試合時点ではあるが、メジャー屈指の強打者たちと比べても引けを取らない成績が並んでいる。

 チームはここから休みを空けず、ホームに戻ってレイズと3連戦、そしてすかさずパイレーツと4連戦と計7連戦。現地12日から数えると13連戦と、これまたメジャー1年生にとっては壁となる長期の連戦の真っ只中にある。

 収穫の多い遠征を経て、本拠地ファンの期待はさらに高まっていることだろう。その人々の前でさらに良い姿を見せることができるか。良いスタートを切っただけに、故障だけには気を付けつつ、引き続きの大暴れに期待したい。

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ベースボールキング編集部

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