9失点KOから立て直した姿を見せる
パドレスのダルビッシュ有投手は現地時間17日(日本時間18日)、本拠地ペトコ・パークで行われたブレーブス戦に先発登板。
6回2/3を投げて被安打4、与死球がひとつも8奪三振で1失点。9失点KOの前回登板から立ち直った姿を見せ、3度目の登板で今季初勝利を手にした。
初回はマット・オルソンに安打を許すも、アウトをすべて三振で奪う好スタートを切ると、2回と3回は三者凡退。毎回奪三振の見事な投球を展開する。
2-0とリードして迎えた4回、前の打席で打たれているオルソンに二塁打を許し、オースティン・ライリーは死球で無死一・二塁のピンチ。ここで4番のマルセル・オズナに対して2ボールと暗雲が立ち込めたが、低めのカットボールで二飛に打ち取ると、トラビス・ダーノーは良い当たりも右直でランナーそのまま2個目のアウト。アレックス・ディッカーソンを一ゴロに斬り、大きなピンチを脱出した。
無失点のまま迎えた7回。前の打席でうまく打ち取ったオズナに左中間に叩き込まれ、はじめての失点。その後は二死とするも、アダム・デュバルに二塁打を打たれて同点のピンチとなったところで投手交代。後を受けたスティーブン・ウィルソンはエディ・ロサリオを1球で中直に仕留め、ピンチを切り抜けた。
その後は8回をルイス・ガルシア、9回はテーラー・ロジャーズと繋いで危なげなく6つのアウトを奪取。パドレスが2-1で逃げ切り、ダルビッシュに今季初勝利がついた。
この日は6回二死まで投げて96球、被安打は4でうち1本がソロ本塁打。四球はなく、死球をひとつ許したが、8つの三振を奪って1失点の好投。10.57だった防御率は6.28に回復した。