2022.04.20 18:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 3 | 終了 | 2 | 福岡ソフトバンクホークス |
京セラD大阪 |
「まずは自分の投球を」初勝利目指す
20日のソフトバンク戦(京セラドーム大阪)で先発予定のオリックス・宮城大弥が代表取材に応じた。
18日(月)が休みだったこともあり、珍しく登板前日にブルペン入り。「自分の中のバランスだったり、球の強さを確認しながら投げられた」と最終調整を行った。
前回登板の10日・ロッテ戦では、投げあった佐々木朗希が完全試合の快挙を達成。自身は5回2/3を6失点の内容で今季2敗目を喫した。
「チームも負けてしまって、嫌な結果にはなりましたけど、自分の気持ちとか内容に関しては、いろんな打者との勝負も出来ましたし、まだ四球出したりとか、細かいところを難しく考え過ぎてしまった部分があったので、そこは試合の中で切り替えることが出来たら、もっといい感じに繋がると思う」と収穫も口にした。
ここまで3戦2敗、防御率6.48と数字がついてきていないが、「波が凄いなと自分では感じる。私生活では普通ですけど、強く結果を欲しがっている自分がいますので、それに合わない投球をすると、浮き沈みというのが、かなりあったのかなと思う」と、前回登板までに抱えていた精神的な問題も明かした。
偉業を成し遂げた佐々木朗希に関しては「ファンです」と即答し、「ホント真近で見られましたし、ホントにたくさん打者との駆け引きだったり、押せるときは押すという部分もたくさん勉強になりました」と刺激になったようだ。
あれから中9日で対戦するソフトバンク打線については、「足の速いランナーもいますし、長打もあるいい雰囲気の中でやっているチーム」と、印象を語る昨季新人王左腕。今シーズン初勝利へ「まずは自分のピッチングが出来るように頑張ります」と意気込んだ。
取材・文=どら増田