2022.04.21 18:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 3 | 終了 | 2 | 福岡ソフトバンクホークス |
京セラD大阪 |
貴重な先制打「良かったです」
ソフトバンクのドラフト4位ルーキー・野村勇選手(25)が21日、京セラドーム大阪でのオリックス戦でプロ初本塁打・初猛打賞をマークした。
「2番・二塁」で先発起用された野村勇は、初回一死の第1打席に中二塁打を放ち、第2打席は空三振に倒れたが、5回無死一塁の場面でカウント1-2から相手先発・田嶋大樹が投じた6球目の141キロを強振。快音を残した打球はバックスクリーンに飛び込む1号先制2ランとなった。
得点圏に走者を進めたい場面で、初球のバントがファウルとなり、3球目はバスターでファウル。ベンチからの司令をスムーズに遂行することはできなかったが、「追い込まれてしまいましたが、自分らしい思い切ったスイングを心がけました。最高の結果で先制点を取ることができて良かったです」と、デビューから33打席目で飛び出したキャリア初ホームランを振り返った。
野村勇は6回二死二塁で迎えた第4打席も田嶋のフォークを右前へ弾き返しプロ入り後初の猛打賞。残りの打席で「三塁打」が出れば快挙達成となるサイクルヒットリーチにこぎつけた。