一軍は予定通り、ファームの試合は2試合中止に
西武は25日、所属する宮川哲投手(26)・水上由伸投手(23)・長谷川信哉選手(19)の3選手が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたことを発表。
これを受け、ファームのチーム編成が困難であることから、26日・27日に予定していたイースタンリーグ公式戦・日本ハム戦の2試合を中止とすることもあわせて発表した。
22日に実施したPCR検査で選手1名とファームを担当するチームスタッフ1名の陽性が発覚したため、23日と24日にもスクリーニングのためのPCR検査を実施した西武。23日は全員が陰性の判定を受けたが、24日の検査で上記3名の陽性判定が確認されたという。
なお、現時点で長谷川には発熱の症状がみられるが、ほかの2選手については症状は出ていないとのこと。また、陽性判定を受けた選手と接触があったジョセフ選手(23)と古市尊選手(19)、さらにチームスタッフ2名を球団判断で自宅待機としていることも明かした。
リリーフ陣の奮闘が目立つここまでの西武において、リーグ単独トップの12試合に登板している水上と、2位タイの11試合に登板している宮川の離脱が決定。この緊急事態をどう乗り切るか、辻発彦監督はじめ首脳陣の手腕が問われる。