強風の中、粘りの投球を披露

　楽天の田中将大投手（33）が26日、敵地・ZOZOマリンでのロッテ戦に先発登板。7回1失点でリーグトップに並ぶ3勝目の権利を持って降板したが、2番手のブセニッツが同点に追いつかれ3勝目はお預けとなった。

　最大風速19メートルを計測したこの日のZOZOマリン。何度も帽子が吹き飛ぶなど難しいコンディションでの登板となったが、右腕は黙々と腕を振り3回までゼロを並べた。1点リードの4回、4番・レアードに右中間突破の適時二塁打を浴び追いつかれたが続くピンチを凌ぎ最少失点。5回に打線が再び1点リードを奪い、田中将は7回106球、3安打1失点、9奪三振3四死球の内容で降板した。

　しかし、1点リードの8回を託されたブセニッツが失点。田中将の3勝目はお預けとなり、試合は2－2の同点で延長戦に入った。