阿部は27日の試合でプロ初ホールドを記録
オリックスは28日、所属する阿部翔太投手(29)と山足達也選手(28)が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたことを発表。
なお選手2名のほか、チームスタッフ1名が陽性判定を受けたことも合わせて発表している。
3名は27日に実施したスクリーニングPCR検査で陽性が発覚。3人とも現時点では無症状で、隔離療養をしているという。
プロ2年目の阿部翔太は今季ここまで4試合に登板して防御率0.00。27日の日本ハム戦では同点の7回裏、無死満塁という絶体絶命のピンチでマウンドに登り、6球で3つのアウトを奪う好リリーフを披露。プロ初ホールドを挙げていた。
山足も内外野の広い範囲を守れるユーティリティー性がウリの選手で、今季も代走や守備固めを中心に9試合に出場していた。
27日の試合に勝って勝率5割復帰と、徐々に戦う形が見えてきた中でのアクシデント…。
昨季チームをパ・リーグ制覇に導いた中嶋聡監督はいかにしてこの苦境を乗り越えるのか、その手腕が問われる。