巨人の吉川尚輝は首位を走るチームのトップバッターとして引っ張る。

　高いポテンシャルを持ちながらも、毎年のように故障に悩まされてきた吉川だが今季はここまで主に1番打者として、打率.331、9打点、4盗塁とチャンスメイクする。セカンドの守備でも難しい体勢から一塁に送球したり、抜けていきそうな打球を好捕するなど、その貢献度が高い。

　4月24日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 中日－巨人戦』で解説を務めた山本昌氏は吉川について「入団の時からポテンシャルが非常に高くて、私はすぐに日本を代表するセカンドになれるなと思っていたんですけど、怪我ですよね。腰がよくないという期間が長くて、結構な年月が経ちましたど、今ぐらいのポテンシャルを持っている選手ですからね。別に驚かないですし、彼がセカンドを守っていると守備範囲が広い」と話していた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）