◆ 待望の5月初安打
カブスの鈴木誠也選手(27)は現地時間1日(日本時間2日)、敵地で行われたブリュワーズ戦に「2番・右翼」で先発出場。
6回の第3打席でレフト線突破の適時二塁打を放ち、17打席ぶりの安打をマークした。
現地28日のブレーブス戦を最後に安打が出ていなかった鈴木。この日も最初の打席は空振り三振、2打席目は中飛に倒れたが、第3打席で待望の瞬間が訪れる。
1-0とリードして迎えた6回表、二死から前を打つアルフォンソ・リバスが内野安打で出ると、鈴木はカーブ2球で2ストライクと追い込まれながら、コービン・バーンズが3球連続で投じたカーブに見事対応。
思い切り引っ張った打球は、横っ飛びの三塁手の左を抜けてレフト線を突破。一塁走者を還す適時二塁打となった。
4打席目は野選で、この日は4打数1安打で1打点。連続無安打のトンネルを脱出し、今季の打率を.278とした。
チームもこれでロード6連戦を終え、この後はホームでホワイトソックスと2試合、休みを挟んでドジャースと3試合を戦う。
5月初安打をキッカケに、ここから調子を上げて行くことができるか。鈴木誠也の爆発に期待したい。